『もうないや。友達んちに泊まろ。』
あたしは諦めて帰ろうとした−・・・。

『これアンタの?』

『えっ!?ぁ。はい!でもどうしてぁたしのって・・?』

『なんか捜し物してたような感じやったから。』

『ありがとうございますっ!助かりました。お礼で・・』

『いいから。』

こいつ、いい人なんか悪い人なんかわからんわ。