「……甘っ」


ホントに甘いよ…―

すげぇよ…糊を食べてるみてぇ…

食った事はねぇけどさ…

息を止めてお粥を流し込むと吐きそうになるのを我慢して横たわる。


「アイツ…一生懸命だよなぁ…」


俺なんかの為に学校まで休んでバカだな。


しかも…俺の事が好きなんだよなぁ。


「……」


クラクラする頭を支えながらリビングに降りた。