さて、AV女優はどうか。
僕は肉欲に忠実に従い、自分好みの女優五人に手紙を送った。
マイプリクラと、電話番号をのっけて。

それから、一ヶ月後、
いまでも忘れない7/3、日吉台学生ハイツの夜。
四畳半独居房に鳴り響く、エーデルワイス。
家電にかけてくるのは、親ぐらいなもんだ。

俺「はい。」
声の主「もしもし、健太君?」
俺「どちら様ですか?」
声の主「えへ、誰だかわかる?」

ちなみに。健太とは僕の本名。
たちの悪いイタ電か・・・と思いつつ、どこかで
聞き覚えのある声・・・

俺「えっと・・・」
声の主「マイちゃんだよ。わかる?」
俺「ええ!!!椎名舞さんですか!!!!」


ビタミンGでデビューし、当時アリスJAPANの看板女優だった
椎名舞・・・。小柄ながらもGカップ&愛くるしいアニメ声が魅力的な女優だ。

椎名舞「だって、健太君!君はハリウッド女優になれますよ!
     なんて書くから、笑ちゃったよ。」

なんか、俺が褒めちぎったのが功を奏したらしい。

生きてて良かった・・・