「何でそうなんの?」



トイレットペーパーを抱えてしゃがみ込んだまま、ちょっと俯くみーちゃんの顔を覗き込んだ。


すると、ちょっと顔をあげ…上目遣いで…



「だって、気にするなって…。からかっただけだったって事?先生を。。」



ちょっと悲しそうなみーちゃん。。


そんな顔でそんな事聞かないでよ。


ハァ…


みーちゃん、鈍感すぎるよ。。


俺はフゥ~っと息を吐く。



「あれが冗談に聞こえた?」



少し拗ねた俺は、ちょっと怒ったような口調になった。


するとみーちゃんは、首を横にフルフルと振った。