真希の家の近所まで来たときの、
子供同士がケンカをしていた。


明らかに弱いものいじめに見えた。


私は止めようと駆け寄ろうとした時、
比嘉くんが現れて子供を止めた。


比嘉くんは怒るでもなく、
何やら子供と話している。
私はゆっくりと近付きながら
その状況を見ていた。



「そうか、でもな暴力はよくない。
謝りなさい。」


比嘉くんがそう言うと、
いじめてた方が、


「ごめんなさい。」


と、謝った。


そして、子供たちは仲直りしたのか
元気よく走って行った。