三年生は、高校受験が控えているため、地区大会が終われば実質、引退となり、亮太たちニ年生が主役となり、先輩がいない分のびのび出来るが、何かあった時の責任と監督のストレスのはけ口は、全て亮太たち二年生にくるのでそれを考えるとたまらなくユウツになり、気が滅入っくる。




勉強もそうだ何の意味で毎日授業があり、何の為に勉強しているのかわかっていない。




それよりもっと大事なことがあるような気がしている思いを抱いている。




亮太の心の中にはいつも埋めつくすことができない小さな穴が空いている。




その穴はかさぶたが出来たとおもいきやそれは取れ塞がるどころか逆に大きくなっていこうとしている。遅いスピードで。