「二年生、おまえらだけ、堤防行って砂採って来い!。一年生は練習しろ。もう、一年生をレギュラーにするぞ。二年生は、ろくなやついないから」あきらめかかった口調で、ブタ先が言った。




「なにやっとるさっさと砂採ってこんかー」「バケツ忘れるなよ!」




二年生たち10人は集まりだらだら歩いて門まで向かった。




「今日部活に来てないやつ、ラッキーだよな〜」信雄が後ろを振りかえりながら言った。