私は新しい住民が来ることに嬉しさを隠し切れず騒いでいた。

『どんな人かな~!!!!
カッコいいイケメン2人だったりして!!!!
そんな夢みたいな事があったらいいな~』

私は管理人の長男冬志兄ちゃんの部屋に向かった。
冬志お兄ちゃんは1階の1番端の大きい部屋に住んでいる。
ついでに
都秋兄ちゃんは15階の1番大きい部屋
春兎兄ちゃんは20階の1番大きい部屋
私は7階の1番大きい部屋

家のマンションは最上30階
最上階は露天風呂になってるの!
この露天風呂がたまんなく良いのよね~



私は冬志兄ちゃんの部屋の前についた。
呼び鈴を鳴らすっと『はーい!』っと部屋から聞こえる。

ガチャ


そこには青のストライプが入ったワイシャツを第三ボタンまであけて
黒のジーンズをはいている冬志兄ちゃんの姿があった。
我の兄ながらエロいわ・・・そこまであけなくてもいいのでは?


『何だ!初夏じゃないか・・・何?どうした??』

『今日って私のお隣さん2人来るんでしょ?』

『そうだよ!そんなに楽しみなの?』

『うん★だって私だけお隣さんいなかったし・・・』

『いるじゃないか!・・両端に!』

『遠すぎるよ~!!!』

『まぁ~確かに』

冬志兄ちゃんは苦笑いをしていた。

『まぁ~来るまで入ったら?
着いたら俺のところに来てくれって
言ってあるから確実に会えるよ』

『うん★』

私は冬志兄ちゃんの部屋に入った。

冬志兄ちゃんの部屋は
白黒の家具と壁・天井に囲まれて
冬志兄ちゃんらしい部屋だ。