これ、おかしいかな??
やっぱこんな格好あたしには似合わないよ。
ウェディングドレスなんて…。

メイクもにあってなーい。

がちゃっ…
「麗那ッ。」

「お母さん、どしたの??」

きょとんとしているあたしにお母さんは急いでいる。

「慶汰くんがね、式の前に話したいから外でてって言ってるからいってらっしゃい。」

ちょっ…
あたしウェディングドレスですよっ!??

「この格好でっ!??」

「いいから行ってきなさい!!」

そう言われ外に出た。

「慶汰ー??どこー??」

探しても見つからない。

「けい……ワッ!!」

「麗那めっちぁかわいいっ!!!」

そう言ってあたしを抱きしめる慶汰。

「くるしぃーっ」

「あっ、ごめんごめん。」

やっと離してくれた。

「で、何??」