「麗那…。」

愛しい人があたしの名前を優しく呼ぶ。

「何ー??」

「麗那、俺一生お前といたい。仕事が終わって家に帰ると麗那いて、上手い料理作ってくれて、こどもと一緒に上手いなって言ってご飯を食べるような生活がしたい。」

「え…??」

「…俺が働いて麗那をやしなえるようになったら、俺と結婚してください。」

けっ…けっこんって、結婚??

てことは…プロ、ポーズ…??

「あの…それはプ、プロポーズでございましょうかっ??」

「ぶっ!ございましょうかって!!!笑」

慶汰は笑って答えてくれない。
ちょっと言い方間違えただけじゃん!!!

「あ、あのー…??」

「プロポーズだよ。俺と結婚してください。」

「はっ、はい!!」

あんまりロマンチックなプロポーズじゃなかったけどあたしはすごく嬉しかった。

これからもあたしと一緒にいてね、慶汰。