あれから長い月日が過ぎた。

あたしにとっては待ち続けた卒業式。

もうあれからこんなに月日がたったんだね…

あたしは一日も慶汰のこと忘れたこと無かったよ??

慶汰は…??
慶汰はあたしのこと考えていましたか…??

卒業式が終わってあたしがそわそわしていると瑠美に話しかけられた。

「麗那ー??どしたのー、そわそわしてー。」

「えっ、いや。そんなことないよ!」

そう言うと瑠美は〝そーなんだ、まっいいや。また後でね。〟と言ってみんなのもとに行った。