顔をあげると、前から誰か向かってくる。



きっと私じゃない。と思っていた。



目の前に止まった。驚いた。



「はじめまして。わたし西野梨絵。梨絵って呼んで!よろしくね。」



「あっ!はじめまして。私、春野美加。よろしく。」