美姫の手を引っ張って、もう一度キスをした。


「んっ…ぁ…」


「何だ、可愛い声出せるんだな」


「バ、バカ!い、一応…あたし達は、し…執事とお嬢様なんだから!」


「だから?」


舌を絡ませながら、美姫を抱きしめた。

バカだな。

執事?お嬢様?


んなもん、どーだっていい。


執事が嫌なら、辞めてやる。

そんで、お前と…駆け落ち?