「なぁ」

「バカ」

「美咲んとこ戻ってもいいんだからな、俺は」

すると、ばっと俺の腕に絡み付いた。
速っ。

んだよ、チョー意外。可愛い?とこあんじゃん。

「バカバカバカバカ!悪魔っ」

言ってくれるな、ドSお嬢!!

「うるせっ」

俺は、美姫の手首を掴んで引っ張った。そして、キスをした。

優しくしてやるつもりだったけど、今の発言でやめました。
舌を絡めてキスをした。美姫は、苦しそうな顔をしている。
もっと、イジメたくなった…

離してやると、文句を言いはじめた。

「死んじゃうじゃないっ」

「死なねぇよ、お前なら」

丈夫だし。お前なら人類滅亡してもひとりで生きていけるよ。