会場に入ると、沢山のお嬢様達がいた。

うおっ!美姫より可愛い子いっぱいいんじゃん!


「隆幸。ほら、行くわよ」

「ええ」

皆が一斉に俺達を見た。
なんだ?なんだ?

なんかあんのか?

「美姫さん」

後ろから、美咲の声が聞こえた。

俺達が注目されてたってのは…こいつのせいか。

「楽しみましょうね」
「はい」

楽しみましょうね?無理、無理。

楽しめるはずねぇじゃん。