美姫達が勉強している間、執事達に色々と教えてもらった。
助かるわ…
マジ、助かる。

「…で、こうする」

「おおっ」

良かった。何とか間に合いそうだな。

授業が終わり、部屋に帰る時…

「あら、美姫さん」

「…美咲様」

様?お嬢様同士なのに様かよ。
位でも、あんのか?
「美姫さん、そちらは?」

「私の執事です」

美咲と呼ばれた女は、美姫とは違う美しさを持っている。

でも、俺的には無理だな。
面倒そうだし。