「全く…19:00になったら夕食にして」


「ああ」



夕食も作るのかよ。執事って、奴隷じゃん。



美姫は、部屋へと向かった。



俺は、一人寂しくソファーに座って天井を見上げた。



いつまで、執事やるんだよ…



溜息ばかりが、出る。



「溜息ばかり煩いわよ」



いきなり言われて、俺はビックリした。


「…はぁ。んだよ」


「暇だから、友達の所に行ってくるわ」


「おー」



行け行け。勝手に行け。