「笑うなよ!オレだって見たくて見たわけじゃないんだから!」


「いやだってさジュニア。今の話を聞いたらエルだって笑うよ!」


「父さんはエリックよりは紳士だったよ!」


「…あなたたち、なに英語で馬鹿騒ぎしているの?」
(↑実はエリックと海乃の会話は全部英語だったりする。)


うわっ、芹沢!?


いつのまに…ていうかいまの話聞いて…!?



「英語でそんなに早口出来る日本人なんていたのね。何話しているかぜんっぜんわかんなかったし。」


「ジュニアは4年もアメリカにいたしね。」


「へぇ…そんなにいたんだ。」



エーリーック!


芹沢と話をさせてくれー!



「ジュニアはね、エルに似て女性に弱いんだよ。」


「あー、なんとなくわかるかも。」



え!?


芹沢わざと無視してる?

今目が合ったじゃん!



「海乃は生徒会ではあまり役に立たないけど、客寄せパンダでは威力抜群だった。」


「そうなんだー。アメリカではよく女装させられてたよ。写真みる?」


「って待て!それはヤメロ!マジでやめて!やめてください!何でも致しますから!エリックーーーー!!!」



心の底からカムバッーク!!