「あー、芹沢は…うーん…」


「ジュニア?どうしたマキのケガが悪化でもしたのか?」


「No…no,but…hmmmm.(違う、違うんだけど、うーん…)」



マジでなんて言おう。


ガチで悩むんだけど!(←海乃君は悩みすぎて口調が変になっています。)



「あ、マキ!」


「うぁ!?ごーめーんーなーさーいー!」



はっ!しまったはめられた!


エリックはいつもこうやってオレから秘密を聞き出すんだった!



「ジュニア?Do you give up?(降参かい?)」


エリックは楽しんでいるに違いない。


昔からちょっとサディストが入ってるし。


うぅ、しょうがない。



「…Ok,I give up.(わかったよ。降参。)」



1分後、


エリックの笑い声が部屋中に響いたのは言うまでもなかった。