☆〈翔〉☆
「あ…アハハ…エリックったらこんな時にまで…ねぇ?」
何が!?
何が『ねぇ』なんだオレ!!
「し、仕事なら、仕方がないし。しょうがないよ。」
うわぁ。気を使わせちゃった。
「はっ!それよりご飯!たべなきゃ!ねっ!」
「う…あの…」
芹沢はレンゲを握ったまま小刻みに腕をしばらく震わせて言った。
「…やっぱ、無理っぽい。でも!左手なら…」
ガション!!
芹沢が左手に持ち替えたレンゲは落ちなかったが、今度は雑炊を土鍋から入れるための茶碗が落ちた。
幸い割れなかったけど、これで問題がふりだしに戻ったわけだ。
解決措置は唯一つ。
「…っ。た、食べさせてくだ…さ…」
「せ、芹沢?」
『さ』で止まった芹沢はもう秋になろうかという季節に不釣り合いなほど汗をかき、顔色が悪い。心なしか涙がキラリと光っているような…(表情ないけど)
「…らなくていいです!やっぱり!私には厳しい!」
「で、でもほら食べないと。芹沢まともなご飯食べたいだろ!?」
そうしてまた2人して考えこんだ。
「あ…アハハ…エリックったらこんな時にまで…ねぇ?」
何が!?
何が『ねぇ』なんだオレ!!
「し、仕事なら、仕方がないし。しょうがないよ。」
うわぁ。気を使わせちゃった。
「はっ!それよりご飯!たべなきゃ!ねっ!」
「う…あの…」
芹沢はレンゲを握ったまま小刻みに腕をしばらく震わせて言った。
「…やっぱ、無理っぽい。でも!左手なら…」
ガション!!
芹沢が左手に持ち替えたレンゲは落ちなかったが、今度は雑炊を土鍋から入れるための茶碗が落ちた。
幸い割れなかったけど、これで問題がふりだしに戻ったわけだ。
解決措置は唯一つ。
「…っ。た、食べさせてくだ…さ…」
「せ、芹沢?」
『さ』で止まった芹沢はもう秋になろうかという季節に不釣り合いなほど汗をかき、顔色が悪い。心なしか涙がキラリと光っているような…(表情ないけど)
「…らなくていいです!やっぱり!私には厳しい!」
「で、でもほら食べないと。芹沢まともなご飯食べたいだろ!?」
そうしてまた2人して考えこんだ。