今度は怒鳴ることもしないで足速に去って行った


クローズが前で手招きをするのが見える






「まだ、信用しないものはいるか?なら、同様に決戦を申し込むように。以上だ」




その言葉を合図に、扉からでていく騎士達



納得、してくれたらしい。



「こちらへ来なさい。ソラ、宿舎を案内しよう」





そう言われ、素直に後を追うが気になることが一つあった



広間の隅で終始にこにことしていた、金髪に碧眼、服装も違う男がいたのだ。




「ここがソラ、君の部屋だ。困ったことがあれば隣の部屋のトルファに聞いてくれ」




「はい、案内ありがとうございました。」





背筋を伸ばし頭を下げると、クローズは頷いて去って行った。








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