何が二人の愛だ!!



ま…でも言われてみれば




俺たちは恋愛ゲームがあったからこそ



こうなれたわけで…



あの日、恋愛ゲームの参加ができなければ、



俺達はきっと



見知らぬ他人であっただろう。




まぁ…感謝しなきゃな。




「ねぇ…。」



梨乃が静かに口を開く。




「生徒会長は、何であたしと爽太を恋愛ゲームに選んだの??」