教室に着くと、なんだかA組の教室だけ異常に人が多いことに気づいた。
「はぁ…はぁ……え?何この多すぎる人。」
「どうせ川崎修也目当ての人たちでしょ。」
カワサキ…シュウヤ?誰のことだろ。あっ!もしや、もしや、もしかすると〜…
「私の白馬の王子?ホワイトホース王子?」
「違うわぁ!…まぁ王子ってことは当たってるね。あんたのもんじゃないけど。」
「王子って…げっ、あの王子ぃ?」
「げって…(苦笑)まぁあの人目当てで入る女子生徒も多数だけどね。」
へぇ〜、ほぉ〜、ふ〜ぅん……人気あるんだね。そんなに格好いいなら私が見てやろうじゃない!!
ふっ……私の男見る目なめんなよ?(爆)
「沙耶花、今その男見てやろう。私の男見る目なめんなよ?…とでも思ってたでしょ?」
「うがっ…結衣様の読心術こえ〜…!神様やん。鬼神様やん!!★」
「てか人多すぎて席つけないね。」
神様スルーですか。
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