昼休みの事が、気になったのかな!?

美和子が「今日は、おごるから付き合って!」そう言ってカラオケに行く事になった。

あんまりクヨクヨ考えないように、私は、出来るだけ元気に振舞ってた。

そんな時だった。

大水さんからのメール。


『もうすぐ、夏だからね』


そんな短いメールの空の写メだった・・・。

「!?」

私は、驚いてた。

写メの端っこに・・・ウチの学校が写ってる!!


逢いたいよ!!


私がギュって握る込んでる携帯を見て「電話しなよ!今なら大丈夫だって!!」美和子が、言った。


初めて押す大水さんの番号。

私の手が震えて上手く押せない。

久しぶりに聞く大水さんの優しい声がそこに在った。

「今、凛の学校の前なんだ。学校にまだ居る?」



私は、その返事をする前に駆け出していた。


逢いたい!逢いたいよ!!