人気の無いフロアー。
大水さんは、当然な顔でタバコを吸いながら歩く。
もう片方の手は、私の手を繋いで・・・。
「帰ろうか・・・」
そう切り出され私は、大水さん腕から解かれたのだ。
大きなの手がスッポリと私の手を包んで、暖かい。
守衛さんの居る裏口も「お疲れ様です」と、大水さんは、いつもの口調で言って通り抜けてたけど、守衛さんは、驚いてたみたい。
だって横には、制服女子高生の私。
ありえない光景だよね・・・。
駐車場に付くと助手席の扉を昨日みたいに開けてくれた。
なんだかお姫様気分?!
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