「本当に、いいのか?!」

優しい瞳で見つめられ、そう言われた。

「うん・・・」

頷くと私の頭を撫でてた手が、頬まで降りてきた。

「ウソでもいいけど・・・」

大水さんは、私をグッと引き寄せ抱きしめた。

大水さんの、大きなの腕の中。



タバコの匂いが、微かにした。


腕の中から見上げた大水さんの顔は・・・。


切なくって・・・でも優しくて・・・寂しそうに見えた。


そんな大水さんの事、もっと知りたい。