「・・・聞いてくれますか!?」
彼女は、俯いて少し上目遣いで俺を見た。
大きな瞳。
吸い込まれそうな綺麗な色・・・。
俺が、「良いです。聞きましょう・・・。」と言うと彼女は、しゃべり出した。
テーブルに並んだ二つのコーヒーが、冷め上がるまで彼女は、嵐の様に一方的に話す。
俺は、時々合槌を打つ程度。
で、大体の事は、わかった・・・・。
でも、まず俺でも、『孫娘が、女子高生』だとは、知りもしなかったし―――。
そうと知っていれば、いくらでも断り方を知っている大人だ!!
一通り彼女の話が済んだようなので、次は、俺の番だ。
まずは、彼女の誤解を解かなくては・・・。
女子高生を紹介すると知った上で来た訳ではないと言う事を・・・。
で、無いと俺は、ただの変態だよ!!