私は、おばあちゃんの腕を掴みグイグイと引っ張った。

「どうしたのよ!」

おばあちゃんは、理由がわからない様で男性に「ちょっと待っててね」と言い残した。


ロビーの端におばあちゃんと私。



「どういうことなの!?」

困った顔で、おばあちゃんは、「どうゆうコトも何も・・・」

困っているのは、私の方よ!

突然そんな事を、言い出されても話が解らない。


「ほら、凛ちゃん!この前、もうオコチャマの恋愛は、しない!!なんて言ってたでしょ。だ・か・ら!!」

私は、おばあちゃんの口から出た言葉に驚いてた。


いくらなんでも・・・・。

アイツにふられた時、おばあちゃんに愚痴った。

で、最後にそんな話をしたのは、私だけど・・・。