とは言ったものの・・・。




 「あと一人はどうするんですか?」


 確かあと2人だったから・・・



 
 「・・・中林とか誘えば良いじゃないか!!」



 池田っちは、ひらめいた様に笑顔でこっちを見ている。




 「鈴ちゃんですか!?」


 中林 鈴 は私の親友である。




 もはや授業中寝てたとか関係ないですよね。




 「頼む!!」

 先生は両手を合わせて必死になってるよ。






 「・・・まぁ言ってみますよ。でも鈴ちゃん部活やってるので・・・」




 「とにかく頼む!俺これから出張だから!」




 先生は書類などをバッグに詰め込むと、そそくさと職員室を後にした。



 一人職員室に取り残された私。




 「鈴ちゃんでも誘いに行くか!!」