「か、完璧です」




「やっと終わった」




「まさに芸術品だ」



ま、まさか!!!

「あんたまた変なこと!!」


トリシエから鏡をむしりとる





「おお」


確かに凄い、アタシの毛虫のようだった眉毛は自然なウェーブを描きあたかも生まれた瞬間からこんなに完璧な眉毛でした。といわんばかりだ。





「私の手にかかれば、こんなもんですよ」


力なく横たわるトリシエ、力の全てを出し切ったようだ。



「凄いじゃん!本領発揮!!」




「ふふ、驚くのはこれからです。」



力なく微笑むトリシエ、なんかやっと頼もしくなってきた。




「で、部屋かたずけんの手伝って☆(手動で)」

「ええ!?!?」