「さて、話は済んだ事だしあなたはもう自分の家に帰りなさい。もう11時よ」

そういって煙草に火をつけた、母の自慢のはずのちょっと乱れたショートカットが疲れてます感を滲み出してる。

「はい、お邪魔いたしました。」



おとなしく帰るトリシエ。どこに行く気だろう…




「で、あんたはあの大量の荷物をまとめなさい」



「はーい」

ああ、あたしの部屋‥‥

あのおびただしい量のDVDやらCDやらをまとめなきゃいけないのかー