まず、一時間目におなかが鳴った。しかも大音量だ。




あたしはさも「私じゃありません」という態度をとっていたがさらに大きい音でもう一度なった。


流石に数人がクスクス笑い出す。



さすがに赤面してしまい、周りにばれた。




めちゃくちゃ恥ずかしかったがそのうち‥‥‥








睡魔に襲われた。






最初はうと...うと程度だったが、最後には完全に波に飲まれて頭をかっくんかっくんさせ崩れ落ちて寝た。



既に私の周辺の人はこらえ切れなくなってゲラゲラ笑っている。




暫く寝た、トリシエが猫をしゃぶる夢を見た。最悪だ。




「し、、、白石さん。白石さん」


は！！！！！




「はいっ」
がばっと起き上がると両頬に教科書とノートの線がついていて、また笑われた。



しまいには普段敬語で話しかけてきてあきらかに避けてくるようなやつも笑い出し、最後にまた今までで一番大きい音でグゴゴゴゴゴゴゴっとお腹が鳴りだし


教室全体がどっかんどっかん笑った






１時間でこんなに不幸を背負い込んだのは初めてだ。