~屋上







つ‥‥疲れた。


アタシはフェンスにもたれ掛かる


なにを話せばいいのかな‥

ずっと話したかったけど
いざこうなると全然わかんない‥‥



「これって、現実??
俺、ずっと前からお前のこと知ってる」


「え‥‥」

うまく言葉が出ない


「夢で、助けてくれた。
あのときの俺の生きる希望だった」


こっちをまっすぐみる。





うわーー‥‥駄目だ刺激が強い!!



「あの‥‥名前、リョウであってる‥‥??」




「うん、あってるよ」


そういって悲しそうな目をした。





‥‥なんで????