大輔は言っていた。

「ずっと好きだ」ッて

あたしはその「ずっと」を
甘く考えていたみたい。

人の気持ちは簡単に変わる
なんて聞くけれど
なかなか変われないよね。
自然になんて変われない。
人工的に変えるしかないみたい。


あの日
あの部屋に置いてきた
手紙や写真やプレゼント。


どれもキラキラしてて
思い出だらけで

あたしにとって
今あなたのあの部屋は

ちょっとした
思い出の宝箱みたいだよ。

今さらだけどね...

ごめんなさい。

本当に
ごめんなさい。