「愛ちゃ~んっ」

「どうしたん?そんな泣きそうな顔して~」

「大輔がぁ~まだ好きって..」

「や~ぱりねッ」

「わかってた~ん!?信じられへん...」

「一度好きになったら簡単に忘れられないよ~初恋っぽいしね」

「え~..そんなぁ」

「自分で考えてみ」


゙初恋は忘れられない゙
らしい。
じゃぁ
あたしはひろのこと...
忘れてはいないけど
でも
まだ好きなんて
そんなはずない。

ひろは今も彼女居るし..

「あ~もやもやしてきた!!」

「なによ~いきなり興奮して~」
「あたし今日大輔にあってみる」
そう言ってあたしは大輔に返事を返した。

[今日会える?]

[大丈夫やで]

[じゃあクラブ終わるまで待ってるね]

[悪いなぁ..ありがとう☆待ってて]

あたしのメールはいつも短文で本当に可愛くないメールだった。

「ってことだから☆愛!!クラブ終わるまで付き合ってよ♪」

「え~!!!」

授業も終わり
放課後は愛とふたりで話をした。
最近の愛は
やっと圭太君とメールを始めたらしい。でも圭太君はもう彼女がいて
゙軽く失恋しちゃっだ
と愛は舌を出して笑っていた。