新しいクラスは
仲のいい愛も一緒だった。

「宵~♪あたし好きなひとできたんだあ~」

「へぇ~♪愛にしては珍しいじゃん!!」

「うんッ☆6組の圭太くん!!」

「え?」

圭太君はひろと同じクラスで
ひろとは仲もよかった。
だからなんとなく知っていた。大輔も同じ6組だったし..


「ふ~ん。かっこいいひとじゃん?」

「そうそう☆一目惚れッ」

「そかぁ~頑張れよっ」

「宵は今は彼氏いないのん?」

「今んとこ無しかなぁ~」

「゙今んとごね。羨ましい☆」

「ばあか」


調度彼氏も居なくて
付き合うのも
めんどくさいと感じはじめた頃。
もう軽い気持ちで付き合うのもやめようと思った。

それから
ひろと離れていく事も
あたりまえな気がして
ひろと居た頃を
過去だと思えるようになった。

「時間が経つッて怖いね~笑」

「愛なんかいったあ?」

「別にィ?」

「最近宵は明るいねっ」

「そう?まぁ..気持ちの整理って感じかなぁ」

確かに
泣くことも減ったし
遊んで遊ばれて
強くなったきがする。

少しずつ気持ちが
落ち着いていた。

学校生活も楽しくて充実していた。
休みの日は
愛とふたりで遊んだりして
どんどん仲も深まったけど
どうしてか
まだひろの事は話せなかった。