あたしが抜け出してしばらくするとレクレーションが終わって愛が追いかけてきた。


「どうしたん?」

「なんかレクの時ひろが拒否した気がして...」

「気のせいだよ~」

「そうかなぁ」

「気のせい!!」


そう言って愛は慰めてくれたけど、夜もずっと引っ掛かっていた。


眠れなかった。