大輔に構わずに
あたしは優一との付き合いを順調に始めた。



付き合って1週間。
学校で少し話をして
後はメールと電話だけの付き合いだった。


でもこの日は初めて
一緒に遊ぶことにした。



あたしの家には
ほとんど親が居ないと言うと
優一はしつこくあたしの部屋が見たいと言ってきた。


初めてなのに
いきなり家に入れるのは
少し抵抗があったけど仕方なくそうすることにした。



「おじゃましま~す」

「ど~ぞ」


ぎこちない雰囲気が流れる。


とりあえず優一が借りてきた映画を二人で見ることにした。



ずっと黙ったままの優一が
いきなりあたしに激しいキスをしてきた。

「んっ!!やだ!!」

とっさにあたしは優一から
離れた。

「えっ?!いいやろ?」

「嫌....」

「冗談やろ~」


そう言って優一はあたしを押し倒した。


そして無理矢理激しいキスをしてくる。


「んっやだ!!!」

優一はあたしを力ずくに押し倒したまま無理矢理あたしの体を触った。

「本間にやめて!!!」


「やだ」

あたしはずっと抵抗をした。

ずっとずっとずっと
抵抗をした。



そして優一はあたしの下着のホックを外そうとした。


嫌だって言ってるのに.....


抵抗してるのに...







抵抗すればするほど
力が入らなくて
虚しくなる。










ひろも同じなの?

みんな男はこうなの?



ひろは...

ひろは違うよね...

そうだよね?