「"うまいよ?"って言ったよね?」
「あぁ…味噌ラーメンはうまいモンだろ?」
―…知らないよ、そんな味噌ラーメンの定義なんか。
「…プッ!!あはははは!!」
「何!!??腹が減り過ぎて頭がとうとう…」
シェイラさんが来て…コイツが居なくなっちゃうって不安で泣いた事が嘘だったみたいに晴れていく。
何か笑えた…
コイツの事を好きになった自分の気持ちが分かって…
一人で笑いだしたあたしを奇妙な顔で見ている。
そうこうしてる間に出された味噌ラーメンはアイツが言う通り、意外に美味しかった。
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