『まあ、あんな奴死んだって誰も悲しまないしね…っていうか、生きてる方が迷惑だよね』

キョウコは笑って言った。

その言葉を聞いたユキネはキョウコの胸倉を掴んだ。

『ふざけんな!!』

そしてユキネはキョウコをぶん殴った。

殴られたキョウコは地面に倒れ込んだ。

ユキネはその倒れ込んだキョウコの上に乗っかった。

『ハナを返せ…ハナを返せ!!』

ユキネはキョウコの上に乗っかったまま、またキョウコを殴った。

殴られているキョウコを見て、キョウコの友達たちは悲鳴をあげ騒いだ。

『きゃあ!!誰か…誰か…誰か警察呼んで!!』

キョウコの友達は大声をあげた。

『ハナを返せ!!』

ユキネはキョウコをまた殴った。

すると騒ぎを聞きつけた警官が、パトカーを走らせやってきた。

『や、やめろ!!』

警官はキョウコの上に乗っかるユキネの腕を掴んだ。