「また、明日」
3年前までは毎日交わしていたこのあいさつが、今はものすごく嬉しい
また、明日…美由に会える…
「ああ!また、明日な~!」
俺も大声で叫んだ
ホテルの前では、他人の目なんか気にしない様子で、美由がちぎれそうなくらいブンブンと手を振っていた
俺も大きく手を振り返しながら叫んだ
「アルバム、重いだろ?早く部屋に戻って置けよ~!」
俺の言葉に笑顔で頷き、美由がホテルの中に入っていった
それを見届け、俺も家に向けて歩き出した
顔が、自然とニヤけてしまう
「また、明日」遊ぼうな
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