「あ…美由、お前…ちゃんと食ってるか?」
って、なんだそれ!!
俺だっておとーさんじゃないか!!
でもさ、冗談抜きでさっき支えた美由の身体は、驚くほど軽かったんだ
見た目だって、すごく細くて…折れてしまいそうで…
しかし、俺なりに真剣にかけた言葉に、梨衣は頭を抱えて溜め息をついた
「はぁ~…あんた久しぶりに会った幼馴染みに対して、もっとマシなあいさつを思い付かなかったの?」
「…うるせーな」
そんな俺たちのやり取りを見て、美由はクスクス笑っている
「大丈夫よ、天ちゃん。ちゃんと、朝、昼、晩におやつまでしっかり食べてるから…安心してね!」