狭き世界に私は一人


    淋しくて、暗くて


一筋の光さえも見当たらない


     泪の雫は 


誰も知るすべもなく


   深い海の底へ


墜ちていくのね


   手を伸ばせば


そっと優しく包んでくれる


    それだけでいい


その祈りはいつしか


   願いに変わるだろう




自由の翼が生えて


  地平線の彼方まで


飛んで行けたらいいのに…




     永遠を抱き


どこまでも歩めたらいいのに…


      願いはあと何回


季節が過ぎれば叶うのだろう…




.