でも、あたしは自然と背中にしょってるパルソナを強く握りしめていた。



今だったら抜ける!!



直感的にそう思ったあたしは、思いっきりパルソナを抜いた。



すると、辺りに光が放たれ、ライオスの悲鳴に近い声があたしの耳に飛び込んできた。



あたしは抜いたパルソナを呆然と見つめた。


ところどころ青くきらめいてる剣は、まさしく大空に選ばれし者の剣に見える。



「これが…パルソナ…」