「だっ、誰がお前みたいなバカ女なんか心配するか!」


ノエルはそう言ってそっぽを向いてしまった。


ノエルの耳は真っ赤だ。



あたしは、ただそんなノエルの様子を見つめていた。


案外ノエルって優しい所あるんだ…




「ありがと。」


あたしはそっぽを向いてるノエルを覗きこむようにお礼を言うと、ノエルは金色の短い髪を荒く掻いた。




「さてと、そろそろレイ達んとこ行くか!」


あたしは勢いよく立ち上がると、ノエルを見下ろした。


「その前にノエルは服を着ろ!!」



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