顔を真っ赤にして謝るファイをあたしはおもしろく思った。


「大丈夫大丈夫！そんなに気にすんなよ」


あたしは申し訳なさそうにしてるファイに笑顔を向けてそう言った。



「ありがとうっす。それよりご主人も水浴びしてきたらどうっすか？」


ファイの急な言葉に目を見開くあたし。


「でも…２人を呼びにいくって言っちまったしな…」


「それなら俺が水浴びに行かせたって言っておくっす！」


「…本当に？」


「はいっす！」



そこまで言うなら…



.