翌日、約束通り、仕事が終わるとソッコーで家に向かう。



「ただいまぁ〜!…あれ?電気ついてないけどいないのかな!?」


「総〜!?」



部屋に入ると真っ暗な部屋の中で後ろから抱きしめられた。




この匂い…このぬくもり…


「総?ただいまぁ…。」



「お帰り…。心、…HappyBirthday♪」



「え…?覚えててくれたの?」



「ばぁか!彼女の誕生日くらい普通覚えてねぇ?」



「総!!ありがとう。嬉しい…。」



電気をつけるとテーブルにはシャンパンやケーキ、ご馳走が並んでいる…



「これ…総が…!?」



「うん。ビックリした?」




「するよぉ〜!ありがと!!」