「ねぇ総。迷惑だってわかってるけど言ってもいい?」


「何?」



「私が今総に持ってる気持ちは熊本にいたときみたいな憧れとかじゃなくなっちゃった…」


「だよなっ…。」



「その時よりもっともっと好きなんだ。もう抑えるので精一杯…。前はね、テレビに写る総に恋してたの…。でも今は目の前にいる総に恋してる…。」



「それって…」



「私総の事が好き。でも私は今みたいな関係で十分幸せなんだ…。だから関係が崩れちゃうような事にはなりたくないの。今聞いたのは忘れて。今まで通り仲間として大事にしてもらえればそれでいいから…。」