「次の仕事だよ……
 この子は俺が見てきたいな」
「好きにしろよ」

「……ねぇ、これ、
……リフの担当の子なんじゃないっけ?」

守護天使の長、
天使長であるリフが担当についている
 というのは
とても希であり、
優れた待遇であると言える。
そんな子供だが、
『寿命』と言う物は短かった。

「……シャーリィ?
……ああ、……あの子。か」

リフは瞳を曇らせる。

「どうした?」

「……マルス通り 行けば解るよ」

キラはああ、と呟くと
好物のスープに胡椒をふった。