私がそう言うと、高橋は嬉しそうに、座りこんでいる私の前に手をさしのべた。


私はそれを使わずに1人で立ち上がる。


「ちかともちゃんと付き合ってよね?それと、公開するなら、ちかの方にしてよね。私は浮気相手、誰にも秘密。わかった?」


高橋は一度戸惑ったが、不満そうに口を開く。


「・・・おぅ」